一昔前に比べて格段に美味くなった冷凍食品をワインと合わせてみようと思う。
今回は京都庵のチョコもちいなりを頂く。

調理の感想
袋をハサミで切るのが若干面倒といえば面倒。
レンチンしたら小さな切れ目から餅が飛び出してきて困った。
封を切る際にもチョコ汁がついて手が汚れてしまった。
やや深めの皿の淵に餅が見える面を上にして立てかけるように置くのが良いと思われる。
見た目と味の感想
作り方どおりにやったはずなのだが、見た目は良くない。
不味くはないが、美味しくもない。
チョコ感は特になく、チョコを名乗るために茶色くしているだけ感。
スイーツと言えるほど甘くもなく、そもそもコンセプトが謎すぎて食べるタイミングに困る感がある。
油揚げはどこまでいっても油揚げで、スイーツ感はないが、チョコ風味のものをご飯として食べる感覚もなかったりする。
ワインと合わせた感想
ワインと合う気はしないが、とりあえずこちらのワインと合わせてみた。
なんて思っていたらこれがそこそこ合う。
ワインが「カカオの香り」を謳っているためか、方向性が合っているのかもしれない
ワインにはない甘味が餅側から補われ、良い塩梅。
チョコ餅いなりは単体で食べるよりワインと合わせた方が良いのかも。
まとめ
こちらは売れ残りの在庫だったのか、かなり安売りされていたのだが、買ってみたら売れなかった(であろう)理由がよくわかる一品だった。
調べてみたら京料理の店の商品らしい。
非常に悪い言い方をすれば、京料理屋が血迷って作った変な品ということだろう。
「一昔前より美味しくなったのは王道の冷凍食品が中心であり、やはり餅は餅屋と言うか、冷凍食品はノウハウが蓄積された冷凍食品メーカーが作るオーソドックスなものが良いということかもしれない」などと思った。
とはいえ、赤ワインと合わせるとそれなりに相性が良く、単体で食べる時よりも美味しかったように思う。
ワインに限らず、なんらかの飲み物と合わせて楽しむのが良いのかもしれない。
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