ワインを買ったは良いものの、「あまり好みじゃなかった」「飲む時間がない」などと持て余してしまうことが多々ある。
フードロス的な観点から捨てるのも躊躇われるが、かと言って飲む気にもなれないなんてのはあるあるだ。
そんなわけなので、そうした持て余しワインの使い道を色々考えてみようと思う。
前回マグロのテールを赤ワイン煮にしたら臭みが出てイマイチだったが、肉でやれば美味しそうだったので、味付けはほとんど変えずにロールキャベツを作ってみた。
なお、使用したワインはこちらの2種類の残りをブレンドした。
材料
牛豚合挽肉 適当
塩胡椒 適当
玉ねぎ 適当
キャベツ 適当
赤ワイン 300-400ml
トマト缶 400g
コンソメ 大さじ2くらい
ケチャップ 大さじ3くらい
ソース 大さじ2くらい
作り方
キャベツの葉を1枚1枚ペリペリ剥がしてボウルか何かに入れて軽く洗っておき、沸騰したお湯をぶっかける。

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玉ねぎをみじん切りにして炒める
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合挽肉、塩胡椒、炒めたタマネギをジップロックにぶち込んでこね、粘り気・まとまりが出てきたら、スプーンですくって広げたキャベツの上に乗せて包む。


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圧力鍋に静置し、他の材料もぶち込んで軽く混ぜ、10分間圧力調理

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食べる。


反省点
・手は汚れなかったが、ジップロックにひき肉がくっついて少し無駄にしたかもしれない。
・ワインのアルコールを飛ばすのを忘れたが、特に問題は無かったと思われる。
感想
しっかり火も通っており、思ったほどキャベツもほどけていない。
臭み消しを入れていないので若干ワイルドな肉肉しさもあるが、シンプルに美味しい。
肉の旨味がしっかりあり、味つけの濃さも程良いように思う。
ワインと合わせた感想
こちらの赤ワインと合わせてみた。
少し酸味やアルコール感は強まるが、それなりに合っていると思われる。
ワインが喉を通ると、口に残った肉の旨味・甘味が強まるように思う。
赤ワインで煮れば基本的には赤ワインに合う模様。
残った汁の使い道
なんだかんだで汁が余ってしまった。
バゲットに吸わせて食べれば美味しく平らげることもできるのだが、それだと新たな発見がない。
というわけで、バーモントカレーにぶち込んでみた。
作り方はシンプルで、普通のカレーの作り方通りに具材を炒めて、水を入れる工程のところで残り汁を入れてみた。

ちなみに人参は正月過ぎに叩き売られていた金時人参を冷凍しておいたもの。
煮立てている最中はワインの香りがしており、どちらかと言うとハヤシライスのようなかんじ。
しかしカレールーを溶かし入れるとカレー優位の香り。
出来上がりはどうなるのか。
結果としては見た目はカレー、味は酸味が強めのトマトカレーっぽいものになった。
まあ、トマト缶が入っているので当たり前なのかもしれないが。
ちょっとおしゃれなカレーに仕上がり、使い切り方法としては成功だったと思われる。
同じワインと合わせたが、赤ワイン×赤ワインなので悪くない。
口の中でワインがフルーティーに香る気がする。
恐れていたような暴力的な塩分も感じず、ワインにもそれなりに合っていたので、美味しく食べられた。
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