場所: タカムラ ワイン&コーヒー ロースターズ
かかった金額: 3000円
天候: 曇り
外気温(冷暖房): 31度(冷房)
腹: 空いてない
体調: 良好
大阪にあるTAKAMURA Wine&Coffee Roastersという店が気になったので足を運んでみた。
梅田駅から途中まで地下通路を使って暑さを避けつつ、25〜30分くらい歩いて到着。
肥後橋駅から10分らしいが、福島駅などからも歩いて行けそうだ。
おしゃれ感をまとった佇まいだが、店員が話しかけてくるわけではないので、ふらっと気軽に入れる。

コーヒーも好きだが、あくまで目的はワイン。
高いワインだけかと思いきや、スーパーでよく見かけるような安いワインも置いている。
奥の方には圧巻の品揃えのワインセラー。
1952年のワインなど、見たこともないものが沢山だが、全て見ていたら何時間もかかりそうなので、サッと見るにとどめた。
海外からの観光客も見かけたので、既に有名なスポットになっているのかもしれないが、平日の夕方は比較的ゆったりと過ごせそうな人の入り。
さて、お目当てはワインの試飲マシンだ。
レジで専用のカードにチャージをする必要がある。
入会金500円は5000円以上のチャージでかからなくなるとのことで、迷わず5000円チャージ。
店員さんが丁寧に使い方を説明してくれるので、初心者でも安心だ。
カードを差し込んで好きなワインのタッチパネルの好きな量を長押し、注ぎ口にワイングラスのセットをお忘れなく、とのこと。
仮に残高が300円残っていたとして、400円のワインをタッチすれば400円のワインが300円分出てくるという優れものの模様。
こだわりの感じられるテーブルを確保していざ出陣。
リースリング 2015(白)
アルバ・ワイン

フィロキセラの影響がなかったカザフスタン。農薬・化学肥料なしで、自然のエネルギーをたっぷり蓄えた樹齢50年のナチュラルリースリング。
カザフスタン
リースリング
14%
2015年
4801円/フルボトル
300円/25ml
はちみつ、シトラス、ゴム手袋の香り。
べっとりとした味わいで後味にも残るべっとり感がある。
25mlだと少ないが、、、
人生初のカザフスタンワインの印象は悪くない。
グラスは使い回しが推奨されているので、せっかくなら高いやつを先に飲んだほうが良いかもしれない。
・BOURGOGNE “CHAUMES DES PERRIÈRES”
Raymond DUPONT-FAHN
ブルゴーニュ シャルドネショーム デ ペリエール 2022(白)
レイモン デュポン ファン

レモンの砂糖煮や洋ナシ、黄桃を思わせる優しい香りに、樽由来のスモーキーさ、丸さ、透明感、全体のバランスが素晴らしいです。
フランス
シャルドネ
2022年
6380円/フルボトル
400円/25ml
ディルのようなハーブの香り。
ピクルス、歯磨き粉、甘めのマスタードのようにも感じられる。
味わいも香りと似たようなかんじ。
若いシャルドネによく感じる香りはない。
強すぎはしないがしっかりとやや尾を引く酸味。
個人的にはアゼルバイジャンの味がする。
前のワインと混ざっている部分もあるかもしれないので、そのあたりを加味するとこちら単体の味とは少し違う可能性もあるが果たして。
・OPUS ONE
オーパス・ワン 2019(赤)

アメリカ
カリフォルニア/ナパ・ヴァレー
13.5%
72501円/フルボトル
1800円/10ml
木のような甘さを感じる香りがブワッと立ち上る。
オーブンで作った焼き菓子のラムレーズンのように、火が通ったような複雑で甘味のある香り。
チェリーパイとかもこんなかんじか?
乳酸菌を感じるヨーグルトレーズンのようなかんじも、
くぐもりつつも奥深く、とりあえず甘い、非常に美味しそうな香りがする。
たったの10mlでこんなに香るのはシンプルにすごい
甘さや酸味ではなく深みのある味、やや渋みあり、苦味まではいかないが心地よい味。
複雑さ、持続性、広がりのあるコク。
舌を樽汁で熟成させたような感覚。
これは飲んだら幸せになるワイン。
一口で飲める量だが、せっかくなので3口に分けて飲んだ
口に入りきらなかったワインがグラスにべったりとつく感じがする。
・MAN IN A GREY SUIT 2022
HOLLOW WINES
メン・イン・ア・グレイ・スーツ2022(ロゼ)
ホロウ・ワインズ

梅感がとても強く、梅カツオの香りがムンムンしております!アメリカンチェリーと、雨に濡れた石のニュアンス
アメリカ
プティシラー59%、アリアニコ41%
11.13%
4180円/フルボトル
500円/50ml
色がロゼにしたらだいぶ赤い。
(普通のロゼはこんなイメージ)
ワインと言うよりはヨーロッパのホテルのような香り?
シラーだからなのか、獣毛っぽい香りもある。
甘苦さを感じる。
グラスに1番鼻が近づいたタイミングでは割と臭い、金属というか獣というか、、、
そして梅鰹とはまさに、といった味。
かすかに甘さをかんじる香りが鼻に抜けていく。
すごく息の短い甘味と酸味のバランスがまさに梅味、鼻に抜けていく香りと下に残る出汁っぽさに鰹がいるということだろうか。
出汁に感じるちょっとした複雑さも感じられる。
ただ持続性はなく、すっきりと口中から消え去る。
グラスに白っぽい沈澱が見られるがこれがいわゆるシュールリーというやつだろうか。
50mlあればそれなりに楽しめるといったかんじである。
グラスなどもワインに合わせて色々用意されている。


ブラインドテイスティングの問題なんかも。
さて、クレジットを3000円分消費して残り2000円分は次回のお楽しみ。
これは良いスポットを見つけてしまった。

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