手軽に楽しめるコンビニワインの実力を色々飲んで探ってみようかと思うこの企画。
今回はFamily Mart(ファミリーマート)の「フェスティバル 赤ワイン」を飲んでみた。
ファミマル
Festival


ベリーのようなフルーティな香り、穏やかな渋み、日々の食事にも合う国内で醸造した赤ワインです。飲みやすいフルーティな味わいが特徴です。
11%
メルシャン
465円
感想
注ぎ立ての第一印象は「うえっ」となるような下水系の香り。
その後に感じたのはりんごみたいな酸味のある香り。
少しガストのワインに近しい香りもする。
一口目は金属っぽい味を感じた。
複雑な味わいだが、良い意味ではなく、「雑味」としての色が強い。
辛口らしいが、甘いとも感じ、果汁感はある。
時間が経つと香りはマシになってくる。
同じメルシャンだが、セブンイレブンの酸化防止剤無添加シリーズとは違う。
ペアリング
キャベツの酢漬け
ひたすらにワインが臭く感じる。
スーパーの惣菜のチキンカツ
甘味を感じるように思う。
ワインの嫌な味・香りは健在だが、思いのほか悪くない。
暗殺者のパスタ
一時期騒がれていた気がするソレをこちらを参考にして作ってみた。
焦がしが弱かったが、初めて作った割にはよくできたと思う。
ごわごわしたアラビアータ感のあるスパゲティ。
ワインと合わせると、最初は「美味い!」と思うのだが、後からワインの下水っぽい香りが追いかけてくる。
味覚的には甘味が出て、すごく良い組み合わせなだけに残念だ。
豚ヒレ肉のオーブン焼き
こちらを参考にして作ったもの。
柔らかく仕上がっているが、一晩漬け込んだ割に味はしみていない。
ワインが調味料になってかなりありな組み合わせで、慣れたのか酸化してマイルドになったのか、臭みもそんなに感じない。
トンテキ
こちらを参考にして作ってみた、肩ロース肉のトンテキ。
合っているとも合っていないともなんとも。
ソースの味が濃いめためか、ワインの味・香りは消えてしまう印象。
逆に言うと濃いものと合わせることで、ワインのネガティブは覆い隠せるのかもしれない。
ぶりの塩焼き
フライパンにホイルを敷き、その上で塩焼きした後、酒を垂らしてホイルを包んで少しばかり蒸し焼きにしたもの。
ふっくらジューシーでぶりの臭みもそんなに気にならない。
相乗効果はないが、赤ワインとでも意外と問題なくいける気もする。
ちなみにレモンを絞って白ワインと合わせたらそれなりに美味しかった。
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